使用感

Thursday, July 13, 2006
By keiji
約半年使ってきての感想のまとめ。

満足な点
  • 12x ズーム: これは非常に便利。望遠側400mm相当は結構使える。
  • 小型軽量、コンパクト: トータルで500gは非常に軽い。
    (もっとも、スリムタイプのコンパクトデジカメよりかは、かなりごついが...。)
  • バリアブルアングルファインダー: マクロでのローアングル撮影が楽。
  • 撮影後の即時プレビュー: EVFを覗いたままで、白飛びやヒストグラムの確認が簡単にできる。
  • 一通りのマニュアル設定: コンパクトデジカメにしては、各種設定(露出補正、ISO選択、露出モード、フォーカス位置)などが簡単にボタンひとつで変えられる。操作体系としては非常によく考えられていると思う。
  • JPEGの画質: おおむね満足できる色である。

不満な点
  • EVF: やはり光学ファインダーと違って何が映っているのか詳細が分からないことが多く、大まかな構図を決める程度にしか使えない。ファインダーもかなり小さい。
  • オートフォーカス: 遅い! しかも、コントラストがちょっとでも低いとピントが合わない。当然EVFではマニュアルも不可能。さらに、フォーカスエリアが広くて、ターゲットが小さいとピンとあわせにかなり苦労する。
  • ISO感度不足: ノイズが多いため、ISOは最大200までしか使えない。これだと屋内ではかなりのスローシャッターになる。手ぶれ補正のおかげで静物は何とかなるが、動体ぶれにはまったく無力。
  • 広角側の不足: 広角側が、35mm版換算で 36mm と言うのはやはり物足りない。ワイコンも買ったけれど、付け替えるのが面倒(しかも非常にかさばる)で、結局本当に必要なときしか使ってない。アダプタータイプなので光軸が厳密には合わず、色収差等画質が非常に落ちる。
  • 画質: やはり一眼レフの画質と比べると深みがない(ダイナミックレンジが狭い)。また、RAWファイルがないので修正の幅にどうしても大きな制限がある。
  • ボケ: 無いに等しい。よって、風景写真には便利。マクロでは望遠端を使えば何とかなるが、バラの花程度の大きさのものにしか使えない。1/2.5のセンサーだから仕方がないか...。

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